自分らしさ探求者が「自分らしさ」の追求をやめてみた話

「自分らしさ」の沼にはまってませんか?

読書

自然の恩恵は凄すぎる

人が自然と共存することの本当の意味を教えてくれる☆ 自然の計り知れない凄さを知った 食べたいものを決められない という話をしていた頃 友人が勧めてくれた本だ シベリアの森奥地で暮らす女性 実在したとされる アナスタシアの生き方や考え方 について著者…

図書館が生み出す世界

書店への国の支援が紙文化を守る大きな一歩となることに期待☆ 図書館を多用している テレビのない生活になってから 週に2~3冊のペースで本を読んでおり 近所の小さな図書館へは 10日に1回程度訪れ 直感で本を選んで借りている 最近は知人からスピ本を オス…

偶然から届くメッセージ

季節に合わせた特集はココロもお腹も満たしてくれる☆ 旅の雑誌が好きだ 新幹線に乗ると 座席前のポケットに 旅の雑誌が入っている 月刊誌なので 毎月新幹線に乗るたびに 新刊を楽しく熟読している 以前東京に住んでいた頃は 帰省に飛行機を利用しており 搭乗…

自分はそう思わない

著者の子供たちに対する希望と愛を感じた☆ 思春期のトラウマを思い出した 小学生が主人公の短編小説で 5つのストーリーはどれも 「先入観」「思い込み」 がテーマになっている ただし 主人公の思い込みではなく 小学生に対する大人たちの 先入観や決めつけが…

自分はわからなくていい

この本を「今」読むことに大きな意味があった☆ 「自分の思考」と向き合った 正しくは 否応なしに向き合わされた この本は「今の自分」が どの意識レベルに存在するか で受け取り方が全く異なる 全然理解できないのか 拒否反応を起こすのか 深い理解を促すの…

シンクロは未来へ誘う

沖縄のスピリチュアリティが溢れている☆ 時空を超えた奇跡は起こせるのか 有川浩さんの小説は 少し不思議な設定でも リアルに想えてしまう この小説は家族の物語だ でも先日紹介した「スイート・ホーム」 のような優しい家族の物語ではなく 父と息子がぶつか…

日常に溢れる幸せ

ページをめくるごとに愛で満たされる☆ 多幸感で胸が一杯になった ありふれた日常を 奇をてらわず ただただ丁寧に シンプルに描いた作品は 愛で満ち溢れていた わたしの大好きな作家である 原田マハさんは 作品ごとに表現方法が全く異なる ミステリーでは気持…

人を受け入れること

情報ではなく物語だからこそ理解できることがある☆ 外国人が日本で暮す難しさを肌で感した この小説は昨年6月にNHKで ドラマ化されている スリランカ人男性と日本人女性が 出会い結婚し幸せな家庭を築く そこには 言葉の壁、文化的な背景といった 本人が解決…

死をどう捉えるか

シンプルな言葉だからこそ伝わるメッセージがあった☆ 死とどう向き合うか 「新しい星」は2021年に 直木賞候補となった作品だ とは知らず いつもどおり行きつけの図書館で 直感のみで手に取った 物語は大学時代の友人4人の 29歳から約13年間にわたる出来事が …

ペットの意志を尊重する

「猫はこれほどにまで可愛いのか」と思い知らされる♡ 猫にキュン死した ※キュン死も死語か…笑 「みとりねこ」は短編集で 猫が主人公だったり 人が主人公だったり 猫目線、人目線の両方から 物語が描かれている 中には悲しい物語もあるが 猫との関係性におい…

時間を共有できること

日本のカレーは世代を問わず愛される☆ 令和と昭和は理解し合えないのか 本のタイトル「カレーの時間」 からは想像できない小説だった とは言え もちろんカレーは物語の中で 重要な位置づけなのだが ほんわかした食卓を囲む 家族の物語ではなかった 20代半ば…

ココロはどこに在りますか

無限の愛と自分の可能性に気付かせてくれる☆ 「今ここ」がどれだけ重要なのか 夢を叶える学校代表の武田葉子さんが 出合って人生が変わったという本 「神は私にこう語った」を読んだ 著者のアイリーン・キャディが 瞑想を行う中で 「内なる声」から受け取っ…

好きは何となくやってくる

「どう在りたいか」のヒントが溢れる作品、ラスト4行が素晴らしい☆ 「自分の好き」を見つけたくなった 小野寺史宜さんの「ライフ」は 20代の若者がやりたいことがわからず コンビニでバイトをしながら過ごす中で 同じアパートや近隣の住人、友達等と 交流を…

他者の世界に自分は存在しない

実在の人物かと想像させる活きた描写が素晴らしい☆ パラレルワールドを実感する本だった 恩田陸さんは好きな作家の一人で これまで複数の作品を拝読している 今回の著書は2009年に出版されたもので 図書館で手に取るまで知らなかった 彼女の物語は設定が素晴…

みんなトットちゃんだった

大晦日前日朝一番の上映は静寂と感動に包まれていた☆ 映画「窓際のトットちゃん」を観た 昨年末まで利用できる優待券があったため 母と二人で映画を観に行くことになり 何を観ようかと考えた結果 母もわたしも楽しめる映画を選んだ 黒柳徹子さんの幼少期を描…

出汁の思いやり

きのこのかき揚げが出汁の旨味をさらに引き出す大満足の一杯☆ 久し振りに温かい蕎麦を食べた 関西出身なので子供の頃は うどんが大好きで 蕎麦を食べるのは 「年越しそば」ぐらいだった 東京で仕事をする機会が増え 美味しい蕎麦に出会うようになり 30歳で東…

正義のあり方を考える

借りるまで知らなかった…昨年ドラマ化された有名小説☆ 不正取引を題材にこれだけの小説が書けるのか 公正取引委員会を舞台に 1つの大きな事件を軸にし 複数の事件が交差する 非常に泥臭い人間関係や感情が描かれているが 登場人物の個性が重みを感じさせず …

ココロを言語化する

言葉選びや情景描写など全てから静寂を感じる一冊 ココロが共鳴する本を読んだ 作者の夫が闘病生活の上亡くなった後 作者が今の心情を描いたエッセイ 山深い自宅で猫と暮らしながら 今の気持ちを過去の思い出とともに 風景描写と合わせて綴られている 「心情…

若者の思考回路と向き合う

エッセイだと思って手にしたら小説だった 主人公に没入できない本を読んだ 主人公は24-5歳の女性 日常生活における様々な出来事に対して 彼女の思考や思考回路、物事の捉え方など を彼女目線で描いている 没入できなかった理由は2つある 1つ目は「オノマトペ…

直感で選ぶ小説は語る

今回図書館で借りた本一週間で4冊は読み切る読書生活♪ また小説を読み始めた ここ数年、特に講師業を本格的に始めてから 仕事に関わるビジネス書しか読んでいなかった ただ、最近、ビジネス新書を読んでも 「ひらめき」を感じることが少なくなった 自分の知…

行間と忖度と妄想のバランス

同音異義語を写真で表現した本言葉を題材にした本の中で私のお気に入り☆ 日本語には同音異義語が溢れている とは言え これは日本に限ったことではなく 英語でもイタリア語でも中国語でも 全ての言語かどうかはわからないが 数多く存在している なのに、日本…

金言③:本日は、お日柄もよく

私にとって至極の一冊「言葉の力」の本当の意味を教えてもらった コロナ以降、 小説はほとんど読んでいなかった 5年程前の断捨離で書籍を200冊ほど手放し それ以降は仕事で活用する本のみ購入していた 今回実家へ帰省した際に 父の使っていた本棚を眺めてい…

仕事の整理とお金の問題

「働くこと」を見つめ直す不朽の名作。時代が変わっても変わらないものとは?何回読んでも新しい気付きが得られます! 仕事を整理すると お金の問題がでてくる 私は独身なので自分が生活できれば問題ない ただ「生活の質」をどうするか 今までかなりハードに…