自分らしさ探求者が「自分らしさ」の追求をやめてみた話

「自分らしさ」の沼にはまってませんか?

人を受け入れること

情報ではなく物語だからこそ理解できることがある☆

外国人が日本で暮す難しさを肌で感した

 

この小説は昨年6月にNHK

ドラマ化されている

 

スリランカ人男性と日本人女性が

出会い結婚し幸せな家庭を築く

そこには

言葉の壁、文化的な背景といった

本人が解決できる問題ではなく

もっと大きな社会的な障害

在留資格」の問題が在る

そしてそれがどれだけの

「人権侵害」を伴っているのか

包み隠さず伝えている

 

大学で働いていた頃

留学生のVISAを申請するため

入国管理局へは年に数回訪れており

その対応の悪さや煩雑さに

がっかりすることが何度もあった

 

でもそれは

あくまで日本人であるわたしが

留学生のために手続きを行う場合で

留学生や外国人本人が窓口で

申請を行うケースとは全く異なる

なので

これほどまでに残酷な現状を

理解していなかった

 

日本は移民に対して厳しい

入国管理局という国の玄関で

「国を守る」という防衛心から

審査が厳しくなるのは

「仕方ない」と考えていた

だが

「人を審査する」うえで

「疑いの目」を持って

人と向き合うことは公正なのか

 

その人の真実をわかろうとする姿勢

その「純粋なココロ」なくして

日本は多様性を語れない

 

「他人」「他国」を大切にすること

それは

「自分」「自国」を大切にすること

に直結している