自分らしさ探求者が「自分らしさ」の追求をやめてみた話

「自分らしさ」の沼にはまってませんか?

好きは何となくやってくる

「どう在りたいか」のヒントが溢れる作品、ラスト4行が素晴らしい☆

「自分の好き」を見つけたくなった

 

小野寺史宜さんの「ライフ」

20代の若者がやりたいことがわからず

コンビニでバイトをしながら過ごす中で

同じアパートや近隣の住人、友達等と

交流を深めることで自分を見つめ直し

新たなスタートを切る物語だった

 

上階の騒音問題、父親の不倫など

深刻な問題になりえる題材だが

主人公の優しい視点をとおすことで

誰の日常にでも起こりえる出来事として

軽やかに描かれている

※ラスト4行がこの作品の神髄!

 

読み終った後は爽快感と共に

自分も「好きなこと」がしたい

と軽やかに上を向かせてくれた

ただ

この「好きなこと」が曲者だ

 

「好き」は「興味」から生まれる

まずは興味を持つこと

では

「興味」はどこからやってくるのか

それは

「ときめき」からでしかない

ワクワク、ドキドキ

それも感じられないなら

「何となく」に意識を向ける

 

「何となく」に気付くためには

「自分の思考」に真っ直ぐ向き合い

「自分のココロ」と丁寧に対話する

 

「自分」に愛情を注げば

「ときめく自分」がそこに在る☆