藤沢浮世絵会館へ行った
近隣にあるにもかかわらず
無料開放されているにもかかわらず
行きたいと思いながら
1年以上足が向かなかったが
所用が早く終わり
天気も良かったので
ふと思い立って行ってみた
内容は2か月ごとに変わるようで
今回の展示は
葛飾北斎とその門弟たちの作品
そしてお正月を意識して
七福神にまつわるめでたい絵が
展示されていた
浮世絵の制作工程は
絵師➤彫師➤摺師
とそれぞれの作業を
完全に分業している
北斎の絵は素晴らしいが
腕の良い彫師と摺師がいなかったら
世界で賞賛される作品にはならなかった
髪の毛の一本一本が
細やかに表現されている絵を見て
改めてその技術の高さに感銘した
人と協働していることは
仕事では容易に実感できる
ただ
一人で生活していると
周りの人に助けられている
という感覚が希薄になる
蛇口をひねればなぜ水が出るのか
食材はどこからやってくるのか
お気に入りの服は誰が作ったのか
何をしていても
何をしていなくても
「自分」は誰かと必ず繋がっている
顔も名前も知らない
でも
世界中の人たちが支えてくれている
素晴らしい日々に愛と感謝を贈ろう☆
