龍をお迎えした
淡路島で立ち寄った大黒天のお寺で
様々なお札が並ぶ中
「吉祥寳来(きっしょうほうらい)」
の切り絵を見つけた
この切り絵は高野山発祥で
空海が中国で習得し
弟子たちに教えたとされており
お正月のしめ縄飾りの代わりに
家の高いところに一年中飾られている
高野山は大学勤務時代に
留学性を連れて何度も訪れており
また京都などでも
この宝来をよく見かけることがあったが
お札の一つだと想うだけで
自宅に飾ろうと想ったことはなかった
実家では必ずしめ縄を飾る習慣がある
昔は車にもしめ縄をつけていた
母の実家では祖父が元気だった頃は
お正月に必ず日本国旗を掲げていた
一人暮らしをして以降
お正月は実家で過ごすため
自宅に正月飾りをすることはなかった
今回掃除を終え
龍を玄関に飾る際
新しく迎える年に想いを馳せた
たったそれだけのことだが
気持ちが清まり
ワクワクした気持ちが込み上げてきた
「自分」の気持ちを高める
それは些細な出来事の中にもある
その小さな幸せを見過ごさず
新しい年を豊かな気持ちで迎えよう☆
