自分らしさ探求者が「自分らしさ」の追求をやめてみた話

「自分らしさ」の沼にはまってませんか?

不便さの中の幸せ

母の絶品料理は一瞬で大人4人の胃袋に収まりました♪

お食い初めに立ち会った

 

兄の子供が産まれて100日を過ぎ

お食い初めを行った

 

今は料亭で行う家庭も多いようだが

初宮参りでお食い初めセットをいただいたため

それならば、と母が

もち米から大人用の食器まで大阪から持参し

全ての祝い膳を手作りで用意した

 

お食い初めは産まれた子供が

一生食べ物に困らないように

しっかり食べる丈夫な子に育つように

平安時代から行われてきた由緒ある儀式

 

七五三もそうだが

昔は子供が病気などで亡くなることが多く

子供の成長を祝うための儀式が数多くある

 

今は365日24時間

何でも買える便利な世の中だが

わたしが子供の頃、若干笑40年前までは

夜9時以降開いているお店を探すことは

非常に困難だった

 

お正月ともなれば

元旦からの三が日は街から明かりが消え

営業しているのは

神社仏閣の出店か近隣店舗のみだった

 

なので

年末の買い出しは

母の買い出しに必ず付いて行き

あれやこれやと

休み中に食べるお菓子たちを

黙って買い物かごに入れては戻される

という「攻防戦」を繰り広げていた

 

お正月の食材を買い忘れたら

諦めるしかない

そんな「潔さ」も必要だった

 

不便だったのかもしれない

でも

その不便を笑い飛ばしていた気がする

 

不便を楽しめる「自分」

無い中に全てがあることを想い出そう♪