待望の新米が届いた
9月末にお米が底をついたが
10月末に新米が販売されると聞き
1カ月間、市販のご飯やパンで乗り切り
ようやく手元に新米が届いた
母の実家は農家なので
子供の頃から新米は特別だった
豊作の祝いとして毎年
骨太の叔母が作ってくれる
新米の「鯖寿司」は超絶品だ☆
当たり前だが
新米ができると昨年のお米は「古米」になる
母の実家では
新米を収穫した際、親族全員に新米を振舞うが
その後は古米を食べ切らないと
新米を食べられないルールがあった
祖父母が米作りを担っていた頃は
私も兄弟も従妹も成長期で食べ盛りだったので
古米が翌年に持ち越されることは少なく
タイミングよく新米を食べていた
今は叔父が農業を引き継いでいるが
お米は全て知り合いの飲食店へ卸しているので
お米が余ることはない
今は昔と違って米用冷蔵庫もあり
収穫から1年経っても
美味しい古米が食べられる
野菜の形が悪ければB品や廃棄など
「食品ロス問題」は
まだまだ当事者意識が低いと言われている
新米、新米と騒いでしまった「自分」も
その「当事者」なのだと気付いた
全ての農作物は「人の手」が介入する
春夏秋冬休むことなく手間暇かけて作られた
「生命の源」「大地のエネルギー」
は食するもの全てに宿っている
毎回の食事に意識を集中し
感謝と愛をもって美味しくいただこう♪