母が我が家に泊まりにきた
母はかなりの寒がりで
日中はまだ温かいとはいえ
夜の冷え込みは日に日に増す中で
暖房器具が赤外線パネルヒーターのみ
の我が家では凍えてしまうのではないか
と心配していた
断捨離が完了したわたしのクローゼットには
母に貸し出しできる部屋着がなく
とはいえ、たった1泊の宿泊に
部屋着を持参してもらうのも忍びなく
手持ちの服を重ね着して
対処しようと考えていた
17時ごろ一緒に自宅に戻ったときは
日中の陽射しで部屋はまだ暖かく
暖房をつける必要がなかった
その後二人で夕食の準備をし
ご飯を炊き
母が持参した栗を茹で
などなど
何かしらずっと料理をしながら
食べて話していたら
あっという間に20時になっていたが
一切暖房をつけていなかった
それほど大きくないリビングだが
わたし一人で過ごしている時は
日が落ちると肌寒く感じ
18時頃には暖房をつける
もちろん料理でガスを使っていたので
その温かさもあったと思う
それでも
寒さが気にならないほど温かかったのは
「人の温もり」だと思う
人と一緒に過ごすことは
時には不自由で疲れてしまうこともある
それでも「一緒にいたい」と思うのは
愛情はもちろんだが
「安心できる体温が側に在る」
ことなのかもしれない
「自分」だけでは手に入らないもの
「人といるから」手に入るものは
「お互いを尊重する」ことで手に入る☆