自分らしさ探求者が「自分らしさ」の追求をやめてみた話

「自分らしさ」の沼にはまってませんか?

見えないものを創造する

瓦屋根をイメージして作られたお菓子は懐かしい味がした☆

五感で味わうお菓子をいただいた

 

RAUというブランドで

パティシエとショコラティエ

お互いのスキルを融合し

ユニークな商品を展開している

 

「かつて出会った風景や想像した世界を

スイーツの味で表現する」

 

このブランドのコンセプトだが

「風景や世界を味で表現する」

という点に興味を引かれた

 

異なる五感である

「視覚」を「味覚」に変換する

というのはどういう作業なのか

 

「青い鳥」の童話に出てくる

お菓子の家はその名のとおり

「お菓子で作られた家」である

屋根は何味

壁は何味

と味を想像して

お菓子を配置したのではなく

単純にその色や形状から

屋根はチョコレート

壁はクッキー

と決められたと想う

 

色や形から想像される味

視覚から得られる味は

その人が持つ過去の想いでに

紐づいているのではないか

 

遠足に行って食べたお弁当は

その時の風景と結びつき

旅行先で食べた逸品は

そのお店の雰囲気と結びつく

 

そう考えると

景色や物の中にも

確かに「味わい」が溢れている

 

見えるものだけではなく

見えないものを味わう

そこには

「自分」の本質が宿る