自分らしさ探求者が「自分らしさ」の追求をやめてみた話

「自分らしさ」の沼にはまってませんか?

脳の美化システム

7年前に訪れた留学先の変わらぬ街並み

留学中の一番の思い出は何か

 

先日仕事関係の人からインタビューを受けた

 

高校卒業後アメリカの短期大学へ入学

2年間滞在し卒業したのは既に30年近く前になる

 

私は英語環境に身を置きたかったので

留学期間中の滞在先にホームステイを選んだ

 

初めてのホストは教師をリタイアした60代後半の女性

とても優しく、料理も美味しく、大変満足していたが

入居2か月後にもう1名日本人留学生をステイさせる

という申し出があった

私は一人での入居を条件にしていたので

条件が変わることに異論を唱えたが

経済的理由だったので「退去」することにした

 

退去を告げてから、次のホストを見つけ

引っ越すまでの約1カ月半

ホストから浴びせられる英語での罵詈雑言

協調性がないだの、自分勝手だの...

まだ留学して3カ月

全てが理解できなくてもニュアンスでわかる

ただ、腹が立っても英語で言い返せない…

 

毎日泣いて暮らしていた

そのジレンマやストレスは今でも忘れられない

 

しかし、この経験

「どうやって相手と戦うか」

を毎日考えたことが

私の英語力を飛躍させたのは間違いない

 

友達とバカ騒ぎしたことや

次のホストとの楽しい暮らしや

多くのイベントなど

楽しい思い出はたくさんある

 

それでも一番の思い出を問われると

「ホストとのバトル」

と答えてしまう

 

時間が経つと思い出は変化する

自分の物事の捉え方が変わったのか

単なる記憶力の低下なのか笑

 

いずれにせよ

脳の美化システムをフル活用して

プラス思考で「自分らしく」生きる♪